下肢(股、膝、足など)

足関節後方インピンジメント症候群

高林 孝光
監修者 高林 孝光
足関節後方インピンジメント症候群

このコンテンツにたどり着いた足関節後方インピンジメント症候群の疑いのあるあなたは、「次の練習に出られるか?」「試合に間に合うか?」が一番気になるのではないでしょうか?

このコンテンツには「安静にしてください」だけでなく、「どうすれば最短で復帰できるか」が書かれています。アスリートの方々は、痛みに強い分、無理をしてしまいがちです。「痛みを我慢するのがアスリート」ではなく、当院では「身体のケアを徹底するのが一流のプロ」だと考えています。

アスリートゴリラ鍼灸接骨院には、足関節後方インピンジメント症候群の疑いのある患者さんが年間約35人以上来院しています。アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、医師とは違う視点から体の問題を解決する「運動機能評論家」として日本で初めてメディアで認められました。大谷翔平選手がケガをした際に「アスリートのケガに詳しい専門家」としてテレビ東京系列「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」で医師とは違う視点からの解説が話題になりました。産経新聞「サクラス」の健康コーナーの連載を担当しています。当院には、Jリーグやプロダンサーなどの足関節後方インピンジメント症候群が多い競技選手のサポート実績があります。

あなたの「昨日までの治療」は変えられませんが「今日からの治療」は変えられます。ぜひ、アスリートゴリラ鍼灸接骨院の扉をたたいて下さい。足関節後方インピンジメント症候群の悩みを解消して試合で最高のパフォーマンスが発揮できますように…。

足関節後方インピンジメント症候群とは

足関節後方インピンジメント症候群とは、足首を伸ばす(つま先を伸ばす)動作(底屈)をした時に、足首の後方が痛くなる病態を特徴とする症候群です。

足関節後方インピンジメント症候群を分かりやすく例えるならば、つま先立ちをした時に、足首の後ろ側がドアに挟まれたイメージが近いです。足首を伸ばす動作を頻繁に行うバレエダンサー(つま先立ち動作)やサッカー選手(インステップキック動作)に多くみられます。

足関節後方インピンジメント症候群の症状

足関節後方インピンジメント症候群の症状についてまとめてみました。当院に来院される選手からも、このような声をよく聞きます。

  • 足足首後方の痛み:足関節の後ろ側に限局した痛みが出る。押すと強く痛いことが多いと訴えます。
  • 足関節の底屈時の痛み:つま先立ち、ジャンプの着地、サッカーのインステップキック、バレエのポワントなど、足首を強く伸ばす動作で痛みが増悪すると訴えてきます。
  • 足関節後方の動作時の違和感:足首後方に「挟まる」「詰まる」感じや可動域の制限を自覚している選手が多いです。
  • 足関節後方の腫れや圧痛:足関節後方に軽い腫れや熱感、限局した圧痛を伴うことが多いです。

足関節後方インピンジメント症候群の特徴

足関節後方インピンジメント症候群の特徴についてまとめてみました。

  • 足関節の強い底屈で足関節後方の鋭い痛みを伴うのが特徴です。
  • 痛みはアキレス腱のやや前深部、足関節後方の奥の方に限局しやすいのが特徴です。
  • 繰り返しの底屈動作や足関節捻挫を契機に発症することが多いのが特徴です。

本症候群の最大の特徴は、レントゲンで三角骨が見つかっても、実は痛みの本質が別にあるケースが多い点にあります。そのメカニズムを解説します。

足関節後方インピンジメント症候群のほとんどの原因は底屈時に脛骨と踵骨に「挟まれる」軟部組織、骨性構造の痛みである

一般的には三角骨(過剰骨)などの骨の形が原因と言われがちですが、実は運動機能に問題を抱えている場合が経験上とても多いです。なぜなら、骨の形が原因の場合は昔から痛くないとおかしいからです。

太ももの裏(ハムストリングス)が短縮すると骨盤が後傾する

当院に来院する足関節後方インピンジメント症候群の選手は、立位体前屈で手のひらが床にピタッと着かない場合がほとんどです。立位体前屈で手のひらが床にピタッと着かない選手は、太ももの裏(ハムストリングス)が短縮するので骨盤が後傾しています。

骨盤が後傾するとしゃがんだ時に踵が浮く(足関節底屈)状態になり痛みが出やすくなる

骨盤が後傾するとしゃがんだ時に後ろに倒れないように踵を浮かせてしゃがみます(かかと浮き現象)。足関節後方インピンジメント症候群の選手は、足関節底屈の状態になり痛みが出やすくなる。しゃがんだ時にしか現れない体の異常、かかと浮き現象を日本で初めて提唱したのがアスリートゴリラ鍼灸接骨院です(「しゃがめない人は不健康になる」(自由国民社)参照)

しゃがんだ時に踵が浮くと浮指になる

しゃがんだ時に踵が浮くと、足の指が反った状態になるので浮指になります。

浮指になると長母趾屈筋、長趾屈筋、後脛骨筋が弱くなり負担がかかりやすくなる

浮指になると足の指が使えなくなるので長母趾屈筋、長趾屈筋、後脛骨筋などが弱くなり足関節後方インピンジメント症候群の原因筋の長母趾屈筋に負担がかかりやすくなります。足関節後方インピンジメント症候群は、足関節底屈位で強い負荷がかかる競技で多いとされていますので筋力が弱くなると足関節底屈位が保てなくなります。

足関節後方インピンジメント症候群のチェック方法

足関節後方インピンジメント症候群のチェック方法についてまとめてみました。

底屈ストレステスト

  • まずは、うつ伏せか座位で下腿を安定させます。
  • 次に検者が踵を把持し、足関節を他動的に強く底屈させます。
  • その時に、必要に応じて、踵骨や距骨後方を軽く圧迫しながら底屈をさらに強めます。
  • 足関節後方深部に「いつもの痛み」が再現されれば陽性と解釈してください。

長母趾屈筋のテスト

足関節の底屈終末で母趾を屈曲させて後方痛や絞扼感が増すか調べます。痛みや絞扼感が増せば長母趾屈筋が原因の可能性があります。

足関節後方インピンジメント症候群になりやすいスポーツ

足関節後方インピンジメント症候群になりやすいスポーツについてまとめてみました。

足関節後方インピンジメント症候群になりやすいスポーツ一覧

足関節後方インピンジメント症候群は、足関節底屈位で強い負荷がかかる競技で多いとされています。

  • サッカー
  • クラシックバレエ
  • 新体操
  • ダンス
  • ランニング競技・短距離走
  • 器械体操 など

足関節後方インピンジメント症候群を改善するために特に注目すべき筋肉

足関節後方インピンジメント症候群を改善するために特に注目すべき筋肉には、触れる筋肉のハムストリングス、腓腹筋、ヒラメ筋、長母趾屈筋と触れない筋肉の長趾屈筋、後脛骨筋があります。

ハムストリングス、腓腹筋、ヒラメ筋、長母趾屈筋(触れる筋肉)

触れる筋肉のハムストリングス、腓腹筋、ヒラメ筋、長母趾屈筋についてまとめてみました。

  • ハムストリングス:ハムストリングスは、太ももの裏側にある触れる筋肉で短縮すると骨盤が後傾します。
  • 腓腹筋:腓腹筋は、ふくらはぎの表層にある触れる筋肉です。長母趾屈筋の上にあり治療の邪魔をしています。
  • ヒラメ筋:ヒラメ筋は、ふくらはぎの表層にある触れる筋肉です。長母趾屈筋の上にあり治療の邪魔をしています。
  • 長母趾屈筋:長母趾屈筋は、ふくらはぎの表層にある一部だけ触れる筋肉です。足関節後方インピンジメント症候群の原因の筋肉です。

長趾屈筋、後脛骨筋(触れない筋肉)

触れない筋肉の長趾屈筋、後脛骨筋についてまとめてみました。

  • 長趾屈筋:長趾屈筋は、足関節の後方深部に位置する触れない筋肉です。足指を屈曲させる重要な筋肉ですが深い場所にあるため徒手的な施術が届きにくい特徴があります。
  • 後脛骨筋:後脛骨筋は、足首の内側から足裏にかけて支える筋肉でふくらはぎの深部にある触れない筋肉です。この筋肉が弱くなると、足首が内側に倒れやすくなり、底屈時の関節の動きをさらに不安定にします。この深部の筋肉の正常化こそが、後方インピンジメント症候群を繰り返さないための鍵となります。

当院が足関節後方インピンジメント症候群を治療するために行っていること

当院が足関節後方インピンジメント症候群を治療するために行っていることは電気療法と鍼治療です。

電気療法

当院が電気療法を行う目的は「鎮痛効果」と「筋肉の緊張緩和」と「筋力強化」です。

鎮痛効果

筋肉、靭帯、腱、関節、神経などの炎症を抑える目的で使用しています。

当院では、低周波、干渉波、立体動態波、超音波、微弱電流、ハイボルト電流などを使用しています。どうしてこんなにたくさんの種類の電気を完備しているのか。それにはちゃんとした理由があります。

その理由は、筋肉、靭帯、腱、関節、神経などの効かせたい場所に適切なタイミングで適切な出力の効果を届けるには、それぞれに適した形状があるからです。足関節後方インピンジメント症候群のように、アプローチすべき組織が多岐に渡る場合に特に効果を発揮します。

アスリートゴリラ鍼灸接骨院の強みは足関節後方インピンジメント症候群に特化した医療機器を使用しているのでどこに行っても治らなかった方は一度、お試し下さい。

当院は、医療機器メーカーの伊藤超短波とテクノリンクに電気療法の講師を依頼された経験があります。足関節後方インピンジメント症候群の痛みを緩和させるための、医療機器を選択する知識や使いこなす技術が当院にはあります。

筋肉の緊張緩和

足関節後方インピンジメント症候群を治すためには、長母趾屈筋、長趾屈筋などの筋肉の緊張を改善する必要があります。なぜなら、筋肉の緊張が取れないと動きがスムーズにならないからです。

しかし、世の中には、足関節後方インピンジメント症候群が改善せずに困っている方がいます。それは治療が届いていないからです。筋肉は、本のページのように層をなしていて、通常では触れない筋肉が存在しているのです。※「触れる筋肉」「触れない筋肉」は「身体運動の機能解剖」(医道の日本社)参照

要するに、触れない筋肉に、上手くアプローチできれば足関節後方インピンジメント症候群は早く改善します。

筋力強化

足首周りを支えるために筋力を鍛える目的で使用しています。

いくら炎症を取り除いても、日常動作やスポーツに耐えられる強い筋力が無いと再発するからです。

足関節後方インピンジメント症候群の方は痛くて足首の筋トレができません。なので、電気療法で炎症を取り除くのと同時に筋肉を電気療法で動かして筋力を強化していくことが必要です。

アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、炎症を取り除くだけでなく「動いても痛くない足首」を作ることも大事にしています。

鍼治療

当院の鍼治療の目的は「血流促進」です。

損傷した組織は血流が改善しないと修復に必要な栄養が届けられないからです。

鍼治療は、血流を良くする科学的根拠が確立されています。

鍼治療による血流改善のメカニズムには筋肉の緊張緩和、血管の拡張、自律神経の調整、鎮痛物質の分泌、身体の自然治癒力活性化、酸素供給と老廃物除去があります。

筋肉の緊張緩和

固まった筋肉が血管を圧迫し血流を悪化させるが、鍼で筋肉がほぐれ血流が促進します。

血管の拡張

鍼刺激により血管拡張作用のあるCGRPなどの物質が増加し血管が広がります。

自律神経の調整

鍼刺激により副交感神経が活性化されリラックス状態になり血流が回復します。

鎮痛物質の分泌

鍼刺激によりエンドルフィンやセロトニンなどの鎮痛物質が分泌され血管が拡張されます。

身体の自然治癒力活性化

鍼刺激により身体の回復メカニズムを促進し血流の改善につながります。

酸素供給と老廃物除去

鍼刺激により血流改善し酸素供給が増え、老廃物排出が促進され疲労回復を促します。

足関節後方インピンジメント症候群に関するよくある質問

足関節後方インピンジメント症候群に関するよくある質問についてまとめてみました。

足関節後方インピンジメント症候群は手術した方がいいですか?

まずは運動機能の改善を優先すべきです。骨盤後傾や機能不全を放置して手術しても、痛みが再発するケースを数多く見てきました。まずは当院に診るチャンスを与えて下さい。

足関節後方インピンジメント症候群にテーピングやサポーターは効果がありますか?

テーピングやサポーターは、一時的な緩和には役立ちますが、根本原因の「かかと浮き」を直さない限り再発します。当院ではテーピングやサポーターに頼らないようにしていきたいです。

足関節後方インピンジメント症候群に効果的なストレッチはありますか?

闇雲なストレッチは、逆に炎症を悪化させます。まずは「骨盤後傾」を改善する股関節周りの調整が先決です。

ハムストリングスの筋肉の牽引を取り除くために当院では「骨盤起こしストレッチ」を指導しています。雪印メグミルク「かんたん骨体操」でも動画になっていますのでご覧になってください。

ほねつぎのプロ高林先生直伝!5秒×2セットで、毎日骨コツ!かんたん骨体操|骨の健康応援!骨ちょっといい話|雪印メグミルク株式会社

足関節後方インピンジメント症候群を放っておくとどうなりますか?

足関節後方インピンジメント症候群を放置すると、長趾屈筋や後脛骨筋の機能不全が慢性化し、別の部位(膝や腰)への代償動作が始まり、他の部位まで痛くなります。早めの運動機能評価が早期復帰の近道です。

足関節後方インピンジメント症候群はどれくらいの期間でよくなりますか?

症状の重症度によりますが、運動機能評価を行い、週2〜3回程度の施術ですぐに治る選手もいれば、1〜2ヶ月を目安に競技復帰を目指している選手もいます。

スポーツ障害にお困りではありませんか?
足立区のアスリートゴリラ鍼灸接骨院があなたの最大のパフォーマンスを引き出します。

あなたは、大事な試合を控えているのにも関わらず、スポーツ障害によって十分なパフォーマンスを発揮できずに悩んでいませんか?もしくは、病院に行っても安静を指示されるだけで、一向に回復の兆しが見えずにお困りではありませんか?

アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、東京都足立区に開業して約20年の鍼灸接骨院です。
これまでに1万2,000人以上もの方々に施術を提供し、オリンピックで活躍するようなスポーツ選手、部活動に励む学生、主婦、ビジネスパーソンなど、多くの人たちの身体の悩みを救ってきました。

当院のノウハウは、多くのメディアで認められ、今では20冊以上を出版し、雑誌や新聞などの200以上の媒体に取り上げられ、テレビ出演や取材依頼、講演依頼など、多方面から引っ張りだこの状態です。

東京都足立区で身体の痛みにお困りなら、アスリートゴリラ鍼灸接骨院にお任せください。
運動機能評論家の私が、あなたの最大限のパフォーマンスを発揮するお手伝いをいたします。

当院へのご相談はこちらから
高林 孝光
執筆者 高林 孝光

アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長。1978年東京都生まれ。
はり師・きゅう師・柔道整復師の資格をもつ。「痛みには必ず原因がある」の治療理念のもと、延べ10万人以上を施術。バレーボールのJOCジュニアオリンピックカップ東京代表トレーナー、車椅子ソフトボール日本代表のチーフトレーナーを務めるなど多くのアスリートの治療実績をもつ。アスリートに最大限のパフォーマンスを発揮させる「運動機能評論家」。体調に不安を抱える人のほとんどがしゃがんだ時にかかとが浮いてしまう「かかと浮き現象」を日本で初めて発見。雪印メグミルクの「かんたん骨(コツ)体操」の考案・指導者。産経新聞「サクラス」の健康情報の連載記事監修。よみうりカルチャー北千住講師。主な著書に「しゃがめない人は不健康になる」(自由国民社)、「足が速くなる解剖図鑑」(エクスナレッジ)、「身長は伸びる」(自由国民社)などがある。

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