下肢(股、膝、足など)

かかとの痛み

高林 孝光
監修者 高林 孝光
かかとの痛み

「朝、ベッドから降りて最初の一歩を踏み出した瞬間に、かかとに激痛が走る」「部活で全力ダッシュしたいのに、痛みが怖くて地面を強く蹴れない」「整形外科で『安静にして湿布を貼っておけば治る』と言われたが、練習を再開するとすぐに痛みがぶり返す」。そんな切実な悩みを抱えていませんか?

アスリートゴリラ鍼灸接骨院には、病院や他の治療院で「もうスポーツを諦めるしかない」「成長痛だから時期を待つしかない」と言われた学生アスリートやプロを目指す選手たちが月に15人以上来院しています。そのほとんどの人が、痛みを発している「かかと(結果)」だけに目を向けており、根本原因である「骨盤の後傾から始まる全身の運動連鎖の崩れ(下半身の土台や肩甲帯、足裏のアーチの破綻)」を見落としていました。

実際に、どこに行っても治らなかった重度のかかとの痛みを抱えて当院に駆け込んできた患者様が、かかとだけでなく骨盤、股関節、そして足元に至る全身の連動と深層筋を徹底的に整えた結果、「痛みを忘れて全力で走れるようになった」「最後の大会に最高のコンディションで出場できた」と最高の笑顔を取り戻す姿を何度も見てきました。

当院は、医師とは違う視点から体の問題を解決する「運動機能評論家」として日本で最初にメディアで認められました。フジテレビ系列「ホンマでっか⁉TV」には運動機能評論家として7回出演しています。大谷翔平選手がケガをした際に「アスリートのケガに詳しい専門家」としてテレビ東京系列「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」で医師とは違う視点からの解説が話題になりました。産経新聞「サクラス」では健康コーナーの連載を受け持っています。体のメカニズムに関連する著書には「足が速くなる解剖図鑑」(エクスナレッジ)、「たった10秒!子ども筋トレで能力アップ!わが子がたちまち限界突破!」(さくら舎)など20冊以上あり、運動機能の専門家として多くのメディアで紹介されています。

あなたの「昨日までの治療」は変えられませんが、「今日からの治療」は変えられます。もう、大好きなスポーツを諦めかけたり、引退の不安に怯えながら過ごす日々を終わりにしませんか?かかとの痛みを一日も早く解消し、再び最高のコンディションを取り戻していきましょう。

かかとの痛みとは

かかとの痛みは、単なる組織の炎症ではなく、全身の衝撃吸収システムが破綻した結果として現れる「身体からの警告」です。かかとの痛みを分かりやすく例えると、かかとのクッションがへたって、着くたびに響くような痛みです。

かかとの痛みの症状

  • 動作開始時の痛み:朝の一歩目や、座りっぱなしからの立ち上がりに鋭い痛み。
  • 運動中の痛み:全力ダッシュやジャンプの着地時に走る激痛。
  • パフォーマンス低下:痛みをかばうことで、足首や膝、股関節に二次的な痛みが発生する。

かかとの痛みの特徴

痛みが慢性化すると、単に組織を治すだけでなく、フォームの崩れや筋力低下が定着してしまいます。早期に対処しなければ、競技寿命を縮める「引退」の引き金になりかねません。当院に来院するスポーツをやっている子は、かかとが痛くなると練習が嫌になり情熱が薄れてしまいます。更に、インソールをいれたらボールを扱う時の感覚が変わってしまったと訴える選手も多いです。

かかとの痛みの種類

かかとの痛みの種類についてまとめてみました。

  • 足裏のかかと前寄りの痛み(足底筋膜炎):特徴:朝の一歩目で痛みやすい。足底腱膜が繰り返し牽引され、微小断裂と炎症を起こす。
  • かかとの後ろの痛み(アキレス腱付着部の炎症):特徴:つま先立ちで痛みやすい。ランニングやジャンプによるアキレス腱の過度な牽引ストレスが原因。
  • かかとの後ろ上側の痛み(滑液包炎):特徴:靴が当たると痛い。シューズの摩擦やアキレス腱深部の圧力による炎症。
  • 子どもの踵の痛み(踵骨骨端症 / シーバー病):特徴:運動後に痛みやすい。成長期の柔らかい骨端核にアキレス腱の牽引力が繰り返し加わることで発症。
  • かかと周囲の骨の痛み(疲労骨折など):特徴:押して強く痛むことがある。繰り返しの着地衝撃により踵骨に亀裂が入る。
  • かかとの皮膚の表面の痛み(ひび割れや乾燥):特徴:皮膚が切れてしみる。冬場や過乾燥、タコ・ウオノメの悪化によるもの。

かかとの痛みのほとんどの原因は「荷重やアキレス腱の牽引などによるかかとへの負荷」である

なぜ、安静にしても痛みが消えないのか。それは、あなたの「足裏」が、全身の衝撃を受け止めきれていないからです。その根本原因は足元だけではなく、「全身の運動連鎖の崩れ」にあります。

太ももの裏(ハムストリングス)が短縮すると骨盤が後傾する

日々の過酷な練習やセルフケア不足により、太ももの裏にある筋肉「ハムストリングス」が硬く短縮すると、骨盤が下から後ろへ引っ張られ、後方へ倒れてしまいます。これを「骨盤後傾」と言います。あなたも、あなたのお子さんも体が硬く立位体前屈で手のひらが床にピタッと着かないのではないでしょうか?この骨盤の倒れ込みが、重心を後ろに傾け、立位や歩行時に踵へ過剰な負荷を集中させるすべての発端となります。更に、骨盤が後傾すると走った時に「かかと」を体の前に出すようになり、「かかと」に踏み込んだ力と地面からの衝撃(地面反力)が加わり続けます。

※「足が速くなる解剖図鑑」(エクスナレッジ)参照

骨盤が後傾するとしゃがんだ時に踵が浮く

骨盤が後傾すると、体のバランスを保とうとしてしゃがみ込み動作や前屈時に自然と重心が後ろに流れ、後ろに倒れないように無意識に「踵を浮かせる」ようになります。当院に来院するほとんどの選手(約9割)がしゃがんだ時にしか現れない体の異常「かかと浮き現象」がみられます。

しゃがんだ時に踵が浮くと浮指になる

踵が浮いた状態が常態化すると、本来地面をしっかりと掴むべき足の指が地面から浮き上がり(足の指が反る状態)、機能しなくなる「浮指」を引き起こします。足指が使えないことで、足裏のバネ(アーチ)が完全に機能しなくなります。

浮指になると後脛骨筋などが弱くなる(足底からの負荷がかかる)

浮指によって足裏を内側から支える「後脛骨筋」や「長趾屈筋」が著しく弱化し、足の横アーチおよび縦アーチが潰れます。アーチが崩壊した足は地面からの衝撃を全く吸収できなくなり、その衝撃がダイレクトにかかとに突き刺さることで、足底筋膜炎やかかとの痛みが引き起こされます。更に、「後脛骨筋」や「長趾屈筋」が弱化すると防御性筋収縮といってふくらはぎの筋肉を短縮させてアキレス腱が引っ張られかかとの痛みが発生します。更に、ふくらはぎは「第二の心臓」といわれ筋ポンプ作用があるのですが筋肉の弱化により血流が悪くなり皮膚に栄養が届かなくなりかかとのひび割れや乾燥に繋がります。

※著書の「しゃがめない人は不健康になる」(自由国民社)参照

かかとの痛みのチェック方法

  • 立位体前屈チェック:手のひらが床に着かない=ハムストリングスの短縮と骨盤後傾による踵負荷のサイン。
  • 足指の浮きチェック(浮指テスト):立位で足の指の下にスッと紙が入るか確認。入る場合は足裏のアーチが弱化しています。
  • 圧痛点チェック:かかとの内側や後方を親指で強く押して、鋭い痛みや奥に響く痛みがあるか。
  • 片脚ジャンプテスト:軽く片足でジャンプした際、着地時にかかとに衝撃や痛みが走るか。

かかとが痛みやすいスポーツ、職業一覧

かかとが痛みやすいスポーツ一覧

  • 陸上競技・サッカー:スプリントやキックの蹴り出しによる連続的な強い衝撃とアキレス腱の牽引。
  • バスケットボール・バレーボール:ジャンプの着地時に繰り返しかかとに加わる垂直荷重。
  • 剣道・柔道:素足での激しい踏み込み動作による、かかとの直接的な衝撃蓄積。

かかとが痛みやすい職業一覧

  • 看護師・介護職・飲食業:硬い床の上での長時間の立ち仕事・歩行による衝撃の蓄積。
  • 運送業・営業職:重い荷物の持ち運びや長時間の歩行・運転により、足裏やアキレス腱への負荷が慢性化。

かかとの痛みを改善するために特に注目すべき筋肉

かかとの痛みを根本から解決するためには、表面の大きな筋肉だけでなく、深層にあって足裏や骨盤を支える「触れない筋肉」へのアプローチが不可欠です。

  • 腓腹筋、ヒラメ筋(触れる筋肉):アキレス腱に直結するふくらはぎの浅層筋です。ここが過緊張を起こして硬くなると足首の背屈制限が起き、かかとやアキレス腱にかかる牽引ストレスが跳ね上がります。
  • 後脛骨筋、長趾屈筋(触れない筋肉):足の深部に位置し、足裏のアーチ(土踏まず)を内側から吊り上げる「サポーター」です。通常の揉みほぐしでは絶対に届かないこの「触れない筋肉」の機能不全を解消し、足裏のアーチを再構築することが痛みを根本から断つ鍵となります。

※「触れる筋肉」「触れない筋肉」は「身体運動の機能解剖」(医道の日本社)参照

当院がかかとの痛みを治療するために行っていること

当院がかかとの痛みを改善するために行っていることは、「電気療法」と「鍼治療」です。表面的なマッサージでは届かない深部の緊張と弱化にアプローチします。

電気療法

当院が電気療法を行う目的は「鎮痛効果」と「筋肉の緊張緩和」と「筋力強化」です。

  • 鎮痛効果:かかと周辺、足底腱膜、アキレス腱、関節などの微細な炎症を抑える目的で使用しています。当院では、低周波、干渉波、立体動態波、超音波、微弱電流、ハイボルト電流など多様な医療機器を完備しています。筋肉、靭帯、腱、神経などの効かせたい場所に、適切なタイミングで適切な出力の効果を届けるために形状を使い分けています。当院は、医療機器メーカーの伊藤超短波とテクノリンクに電気療法の講師を依頼された経験があります。痛みを迅速に緩和させるための、医療機器を選択する知識と使いこなす技術が当院にはあります。
  • 筋肉の緊張緩和:かかとの痛みを治すためには、腓腹筋、ヒラメ筋の表層の筋肉や後脛骨筋などの深層の筋肉の緊張を改善する必要があります。筋肉は本のページのように層をなしており、通常の施術では届かない「触れない筋肉」に上手くアプローチできれば、かかとの痛みは早く改善します。
  • 筋力強化:足裏のアーチを支え、歩行や走行時の衝撃に耐える強い筋力を鍛える目的で使用しています。痛みが強くて自分でトレーニングができない方でも、電気療法で筋肉を他動的に収縮させることで、患部に負担をかけずに「アーチを支える筋肉」を効率よく強化できます。

鍼治療

当院の鍼治療の目的は「血流促進」です。損傷した足底腱膜やアキレス腱などの組織は、血流が改善しないと修復に必要な栄養が届けられません。鍼治療による科学的根拠に基づいた血流改善メカニズム(筋肉の緊張緩和、血管拡張物質CGRPの増加、自律神経の調整、エンドルフィン等の鎮痛物質分泌、自然治癒力の活性化、酸素供給と老廃物除去)により、組織の修復を飛躍的に早めます。

※足裏やアきレス腱周辺への鍼治療は慎重に行いますが、痛みが苦手な方は事前にお知らせください。

かかとの痛みに関するよくある質問

Q. インソールを入れれば治りますか?

A. インソールはあくまで一時的な補助具に過ぎません。根本原因である「骨盤の後傾」や「足裏深層筋(後脛骨筋など)の弱化」を解決しなければ、インソールを外した瞬間に痛みが再発します。

Q. 痛いときはスポーツやウォーキングを一切やらない方がいいですか?

A. 痛みが激しい時期の無理な激しい運動は避けるべきですが、ただ「完全安静にして動かない」だけでは、足裏や下半身の筋力がさらに低下し、かえって痛みが慢性化することがほとんどです。例えば、かかとに荷重して痛いのであれば椅子に座って足の裏にタオルを引いて、足の指でタオルを手繰り寄せなどの指導をしています。当院では状態に応じた適切なアプローチを行いながら、運動連鎖を整えて早期の競技復帰をサポートします。

Q. なぜかかとが痛いのに、骨盤や太ももまで治療するのですか?

A. かかとの痛みの本当の原因は足元単体ではなく、ハムストリングスの短縮から始まる「骨盤の後傾」や「浮指・アーチの崩壊」という全身の運動連鎖の狂いにあります。全身を整えなければ根本解決にはなりません。

当院では、骨盤を立てるセルフケアなども指導しています。ぜひ一度ご相談ください。

雪印メグミルク「かんたん骨体操」でも動画になっていますのでご覧になってください。

ほねつぎのプロ高林先生直伝!5秒×2セットで、毎日骨コツ!かんたん骨体操|骨の健康応援!骨ちょっといい話|雪印メグミルク株式会社

Q. 何ヶ月も病院やマッサージに通って治らなかったのですが、本当に良くなりますか?

A. 長期間痛みに悩まれている方の多くは、「痛む場所=原因」と思い込み、患部だけの治療を受けていたケースがほとんどです。原因を正しく見極め、運動連鎖と深層筋にアプローチすれば、長年苦しんだかかとの痛みでも驚くほどスッキリ改善します。諦めずに一緒に最高のコンディションを取り戻しましょう!

かかとの痛みでお困りなら東京都足立区のアスリートゴリラ鍼灸接骨院へ

アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長高林孝光

アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、スポーツトレーナーの経験と実績があり「かかとの痛み」の知識が豊富なので様々な原因にアプローチが出来ます。

当院には以下のような実績があります。

  • 車椅子ソフトボール日本代表主任トレーナー実績
  • JOCジュニアオリンピック東京バレーボールの主任トレーナー実績
  • 東南アジアの陸上ナショナルチームの治療経験
  • 全中バレーボールでスポーツトレーナーとして日本一になった実績
  • 高校バレーボールインターハイ東京代表のスポーツトレーナー実績 など

日本代表チーフトレーナーとして車椅子ソフトボールのワールドシリーズに帯同

全国高等学校総合体育大会 男子バレーボール競技大会(駿台学園)

当院は、トップアスリートから一般の患者様まで、一人ひとりの身体と真剣に向き合い、痛みの改善とその先の未来までサポートします。あなたがもう一度、痛みを気にせず動ける毎日を取り戻せるよう、全力で施術いたします。ご予約はお電話いただくか、ネット予約からご予約ください。

ネット予約:ネット予約はこちら
電話予約:03-5856-5063

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アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、東京都足立区に開業して約20年の鍼灸接骨院です。
これまでに1万2,000人以上もの方々に施術を提供し、オリンピックで活躍するようなスポーツ選手、部活動に励む学生、主婦、ビジネスパーソンなど、多くの人たちの身体の悩みを救ってきました。

当院のノウハウは、多くのメディアで認められ、今では20冊以上を出版し、雑誌や新聞などの200以上の媒体に取り上げられ、テレビ出演や取材依頼、講演依頼など、多方面から引っ張りだこの状態です。

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運動機能評論家の私が、あなたの最大限のパフォーマンスを発揮するお手伝いをいたします。

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高林 孝光
執筆者 高林 孝光

アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長。1978年東京都生まれ。
はり師・きゅう師・柔道整復師の資格をもつ。「痛みには必ず原因がある」の治療理念のもと、延べ10万人以上を施術。バレーボールのJOCジュニアオリンピックカップ東京代表トレーナー、車椅子ソフトボール日本代表のチーフトレーナーを務めるなど多くのアスリートの治療実績をもつ。アスリートに最大限のパフォーマンスを発揮させる「運動機能評論家」。体調に不安を抱える人のほとんどがしゃがんだ時にかかとが浮いてしまう「かかと浮き現象」を日本で初めて発見。雪印メグミルクの「かんたん骨(コツ)体操」の考案・指導者。産経新聞「サクラス」の健康情報の連載記事監修。よみうりカルチャー北千住講師。主な著書に「しゃがめない人は不健康になる」(自由国民社)、「足が速くなる解剖図鑑」(エクスナレッジ)、「身長は伸びる」(自由国民社)などがある。

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