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打撲(打ち身)

高林 孝光
監修者 高林 孝光
打撲(打ち身)

このコンテンツにたどり着いたあなたは、打撃や衝突、転倒によって打撲してしまい、「次の練習に出られるか?」「試合に間に合うか?」を気にしているのではないでしょうか?

打撲でお困りの方向けに、「安静にしてください」だけでなく、このコンテンツには「どうすれば最短で復帰できるか」を書きました。アスリートの方々は、痛みに強い分、無理をしてしまいがちです。「痛みを我慢するのがアスリート」ではなく、当院では「身体のケアを徹底するのが一流のプロ」だと考えています。

アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、医師とは違う視点から体の問題を解決する「運動機能評論家」として日本で初めてメディアで認められました。
大谷翔平選手がケガをした際に「アスリートのケガに詳しい専門家」としてテレビ東京系列「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」で医師とは違う視点からの解説が話題になりました。当院には、RIZIN選手、K-1ワールドグランプリ王者、総合格闘技DEEP王者など、打撲の多い競技選手のサポート実績があります。

あなたの「昨日までの治療」は変えられませんが「今日からの治療」は変えられます。ぜひ、アスリートゴリラ鍼灸接骨院の扉をたたいて下さい。打撲の悩みを解消して試合で最高のパフォーマンスが発揮出来ますように…。

打撲(打ち身)とは

踵の打撲

打撲は「打ち身」とも言い、体の一部に打撃や衝突、転倒などの強い衝撃によって起きるケガのことです。

例えるなら打撲は、家の壁に強い衝撃が加わって、外壁(皮膚)は無事でも、中の断熱材や配線(血管や筋肉)がグシャッと潰れてしまった状態です。外から見ればただの青あざ(壁の汚れ)に見えますが、実は壁の内側では「液漏れ(内出血)」や「火花(炎症)」が起きています。これを放置して無理に電気を流そうとする(動かす)と、中の配線がショートして、痛みが長引いたり、筋肉が固まって動かなかったりするのです。

打撲の症状

肘の打撲

  • 腫れや熱感
  • 内出血
  • 押すと感じる強い痛み

多くの場合、時間の経過とともに腫れや内出血が徐々に出てくるのが特徴です。皮膚の色が赤から紫、青黒く変わって良くなると黄色くなっていきます。

自分でできる打撲の応急処置(RICE処置)

あなたが打撲になったばかりで、炎症症状が出ているのであれば、まずはRICE処置をしてください。

一般的な応急処置(RICE処置)とは、以下の4つの処置を指します。

  • Rest(安静):打撲部位は安静にしましょう。安静にすることで、更なる出血を防ぎ、回復を早めることができます。
  • Icing(冷却):打撲部位を氷嚢で冷やすと痛みや腫れを軽減することができます。冷却は、1回につき15〜20分間行い、1時間ごとに繰り返しましょう。
  • Compression(圧迫):打撲部位を伸び縮みする包帯や弾性バンドを使用して軽く圧迫することで、腫れを抑えることができます。
  • Elevation(挙上):打撲部位を心臓より高い位置に保つことで、腫れを減少させることができます。

RICEに「Protection 保護」を加えた「PRICE」という処置もあります。

  • Protection(保護):テーピングや副木で保護し二次損傷を防ぎます。
  • RICE:基本は同じだが、やり過ぎないことが強調されます。

特に競技中の受傷直後は、「無理に動かせない」「プレー続行を止める」といった判断もProtection(保護)に含まれます。

ただし、RICE処置で打撲が良くなるわけではありません。早期に回復するためには、RICE処置以外の処置も必要です。アスリートにとって打撲は日常茶飯事ですが、たかが打撲と甘く見てパフォーマンスを落とす選手を多く見てきました。なので、すぐに専門家のアドバイスを受けるようにしてください。

必要以上のRICE処置をおすすめしない理由

当院では、必要以上のRICE処置をおすすめしていません。なぜなら、早期の回復を遅らせる可能性や、人体にとって危険なサインが出る可能性があるからです。

早期の回復を遅らせる可能性がある

必要以上のRICE処置は、回復を遅らせる可能性があります。

特に最近ではRICEのうち「I(冷却)」についてよく指摘されています。最新の考えでは冷却の「やり過ぎない」が重要になっているのです。

昔は「とにかく長くガンガン冷やす」が当然のように行われていましたが、最近は次のように見直されています。

  • 冷却は痛みと腫れを抑えるために短時間で行う。
  • 目安としては一度に15〜20分程度までとし、皮膚を守る。
  • 凍傷を避けるために、氷嚢と皮膚の間に薄い布を挟む。
  • 長時間連続のアイシングや必要以上の冷却は血流を妨げて回復を遅らせる可能性があると考えられている。

そのため「ずっと冷やしておけば良い」という考え方は、最新の見解では推奨されにくくなっています。

冷却以外のRICE処置も同様のことが言えます。目的を持ってRICE処置を選択すべきですし、それ以上の過剰なRICE処置はすべきではありません。

危険なサインが出る可能性がある

過度なRICE処置は、それ以上のリスクを伴います。危険なサインの代表的なものは2つあります。1つ目は、コンパートメント症候群です。2つ目は、骨化性筋炎(筋肉が骨化する)です。

コンパートメント症候群の兆候(異常な腫れ、しびれ)

打撲で起こるコンパートメント症候群は、強い打撲で筋肉の周りの「筋区画」の中に出血や腫れがたまり、内部の圧力が急激に上がって血流が遮られ、筋肉や神経が壊死してしまう危険な状態のことです。過度なCompression(圧迫)は、これを助長してしまうかもしれません。

数時間のうちに激しい痛みやしびれ、動かしにくさが急に悪化し、放置すると後遺症や切断が必要になることもあるため、疑わしい場合は、すぐに救急受診が必要になります。

当院には、コンパートメント症候群の選手はほとんど来院しません。なぜなら、格闘技の選手がカーフキックで重傷でもチームドクターが判断してから来院するためです。しかし、コンパートメント症候群ではないがかなり重症の打撲を扱っています。

骨化性筋炎(筋肉が骨化する)

骨化性筋炎(筋肉が骨化する)は、筋肉やその周りの軟部組織の中に異常な骨ができてしまう状態で、多くは打撲やスポーツでの強い衝撃などのあとに起こり、痛みやしこり、関節の動かしにくさが出る病気です。

当院では、「モモかん」といって相手の膝が太ももの前側(大腿四頭筋)にあたり筋肉が出血を起こして骨化した選手が来院します。多くの場合、半年から1年で徐々に吸収されて小さくなり、痛みも治まりますと病院で言われてスポーツが上手くできない選手が来院します。ですからRICE処置ばかりに目を向けるのではなく、早期に内出血を取り除く必要があるのです。そのためには電気治療が有効です。

なお、骨化性筋炎があっても「筋炎」を取り除けば試合で活躍できます。お困りの場合は、アスリートゴリラ鍼灸接骨院に来院して下さい。

当院が行う「打撲専用」の早期回復アプローチ

当院では、打撲の治療にあたって「POLICE」の考え方を重視しています。POLICEとは、早期からの適度な運動のことを指し、従来のRICE処置を合わせて以下のように整理されます。

  • 【P】Protection(保護):損傷部位の保護。
  • 【OL】Optimal Loading :最適な負荷を少しずつかける。
  • 【ICE】冷却・圧迫・挙上は必要に応じて行います。

ポイントは、完全安静だけでなく、「痛みを見ながら少しずつ動かす方が回復が早い場合が多い」という考え方です。

電気療法

当院が電気療法を行う目的は「鎮痛効果」と「治癒促進」です。

鎮痛効果

筋肉、血管の炎症を抑える目的で使用しています。

当院では、低周波、干渉波、立体動態波、超音波、微弱電流、ハイボルト電流などを使用しています。どうしてこんなにたくさんの種類の電気を完備しているのか。それにはちゃんとした理由があります。

その理由は、筋肉(表層・深層)、血管の効かせたい場所に適切なタイミングで適切な出力の効果を届けるには、それぞれに適した形状があるからです。打撲のように、アプローチすべき組織が広範囲に渡る場合に特に効果を発揮します。

当院は、医療機器メーカーの伊藤超短波とテクノリンクに電気療法の講師を依頼された経験があります。打撲の痛みを緩和させるための、医療機器を選択する知識や使いこなす技術が当院にはあります。

治癒促進

当院では、POLICE処置中に微弱電流(マイクロカレント療法)を打撲部位に通電させて回復させながらRICE処置をおこなっています。マイクロカレントとは、微弱電流により細胞修復と組織治癒を促進する療法です。

太ももの前面(大腿四頭筋)の打撲の場合は、POLICE処置中に膝を可動域いっぱいまで曲げて大腿四頭筋をストレッチさせます。RICE処置で例えるところの圧迫の力が働くため、必要以上に腫れることがなくなるからです。

JOCジュニアオリンピックバレーボール東京代表のトレーナーをした時に選手が仲間同士でぶつかり動けなくなりましたが、この方法を知っていたので翌日の試合も出場させてあげることが出来ました。ぜひ、覚えておいて下さい。

当院の鍼治療の目的は「血流促進」です。

損傷した組織は血流が改善しないと修復に必要な栄養が届けられないからです。打撲部の血流を促して回復をサポートします。

鍼治療は、血流を良くする科学的根拠が確立されています。

鍼治療による血流改善のメカニズムには筋肉の緊張緩和、血管の拡張、自律神経の調整、鎮痛物質の分泌、身体の自然治癒力活性化、酸素供給と老廃物除去があります。

筋肉の緊張緩和

固まった筋肉が血管を圧迫し血流を悪化させるが、鍼で筋肉がほぐれ血流が促進します。

血管の拡張

鍼刺激により血管拡張作用のあるCGRPなどの物質が増加し血管が広がります。

自律神経の調整

鍼刺激により副交感神経が活性化されリラックス状態になり血流が回復します。

鎮痛物質の分泌

鍼刺激によりエンドルフィンやセロトニンなどの鎮痛物質が分泌され血管が拡張されます。

身体の自然治癒力活性化

鍼刺激により身体の回復メカニズムを促進し血流の改善につながります。

酸素供給と老廃物除去

鍼刺激により血流改善し酸素供給が増え、老廃物排出が促進され疲労回復を促します。

運動のアドバイス

打撲の患者さんに運動のアドバイスとして、あまり安静にし過ぎると浮腫んでしまうと伝えています。なぜなら、関節を動かすことによって、筋肉がポンプ作用の役割をして循環させているからです。

浮腫むと関節が動かしにくくなるのは、関節のまわりに水分が増えて、関節の内側の隙間が狭くなるからです。更に、関節周りの筋肉や皮膚がパンパンに張って、曲げ伸ばしの邪魔をするからです。

この二つが重なって、動かそうとしても「つっぱる・重い・固い」と感じやすくなります。このような理由から、選手には動かせる部分は適度に動かしましょうとアドバイスをしています。

スポーツ障害にお困りではありませんか?
足立区のアスリートゴリラ鍼灸接骨院があなたの最大のパフォーマンスを引き出します。

あなたは、大事な試合を控えているのにも関わらず、スポーツ障害によって十分なパフォーマンスを発揮できずに悩んでいませんか?もしくは、病院に行っても安静を指示されるだけで、一向に回復の兆しが見えずにお困りではありませんか?

アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、東京都足立区に開業して約20年の鍼灸接骨院です。
これまでに1万2,000人以上もの方々に施術を提供し、オリンピックで活躍するようなスポーツ選手、部活動に励む学生、主婦、ビジネスパーソンなど、多くの人たちの身体の悩みを救ってきました。

当院のノウハウは、多くのメディアで認められ、今では20冊以上を出版し、雑誌や新聞などの200以上の媒体に取り上げられ、テレビ出演や取材依頼、講演依頼など、多方面から引っ張りだこの状態です。

東京都足立区で身体の痛みにお困りなら、アスリートゴリラ鍼灸接骨院にお任せください。
運動機能評論家の私が、あなたの最大限のパフォーマンスを発揮するお手伝いをいたします。

当院へのご相談はこちらから
高林 孝光
執筆者 高林 孝光

アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長。1978年東京都生まれ。
はり師・きゅう師・柔道整復師の資格をもつ。「痛みには必ず原因がある」の治療理念のもと、延べ10万人以上を施術。バレーボールのJOCジュニアオリンピックカップ東京代表トレーナー、車椅子ソフトボール日本代表のチーフトレーナーを務めるなど多くのアスリートの治療実績をもつ。アスリートに最大限のパフォーマンスを発揮させる「運動機能評論家」。体調に不安を抱える人のほとんどがしゃがんだ時にかかとが浮いてしまう「かかと浮き現象」を日本で初めて発見。雪印メグミルクの「かんたん骨(コツ)体操」の考案・指導者。産経新聞「サクラス」の健康情報の連載記事監修。よみうりカルチャー北千住講師。主な著書に「しゃがめない人は不健康になる」(自由国民社)、「足が速くなる解剖図鑑」(エクスナレッジ)、「身長は伸びる」(自由国民社)などがある。

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