母指CM関節症
このコンテンツにたどり着いたあなたはきっと、母指CM関節が痛くてつまみ動作ができない、ひねる動作をする時の親指の付け根の痛みで日常生活が不便になるなど「母指CM関節症」の悩みを抱えているのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、母指CM関節症は「母指CM関節だけ診ても治りません」。なぜなら、仕事したり、同じ姿勢を保ったりは「全身運動」であり、母指CM関節症への負荷は全身運動によって左右されるからです。
アスリートゴリラ鍼灸接骨院には、整形外科で「母指CM関節」だけを画像診断(レントゲン、MRI、CT)して、診ても治らなかった患者さんが年間約35人以上来院しています。そのすべての患者さん(100%)が、母指CM関節以外の全身のどこかに必ず運動機能の問題を抱えていました。例えば「安静、湿布、痛み止めと言われ治らなかったら手術と言われていたが、たった一度の電気療法で痛くなく母指CM関節が動いたケース」が何度もありました。母指CM関節症で痛いのは「母指CM関節」ですが、母指CM関節症の痛さの原因は「母指CM関節以外」にあることが多いです。これは後で、詳しく解説をします。
アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、医師とは違う視点から体の問題を解決する「運動機能評論家」として日本で初めてメディアで認められました。フジテレビ系列「ホンマでっか⁉TV」には運動機能評論家として7回出演しています。大谷翔平選手がケガをした際に「アスリートのケガに詳しい専門家」としてテレビ東京系列「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」で医師とは違う視点からの解説が話題になりました。産経新聞「サクラス」では健康コーナーの連載を受け持っています。
あなたの「昨日までの治療」は変えられませんが「今日からの治療」は変えられます。母指CM関節症の悩みを解消して日常で最高のパフォーマンスが発揮できるようにしていきましょう。
母指CM関節症とは
母指CM関節症とは、親指のいちばん手首側の関節が「変形性関節症」になった状態です。親指の付け根の関節の軟骨がすり減り、炎症や変形が起こることで痛みが出ます。
母指CM関節症を分かりやすく例えると、毎日使い過ぎて、親指の付け根の蝶番が緩んでガタガタになって擦れている状態をイメージすると分かりやすいと思います。
そもそも母指CM関節は、母指の腹と他の4指の腹がくっつける対立運動の役割を持ちます。経験的に、母指CM関節症になるとこの対立運動ができなくなるので困っている方が多いです。
また余談ですが、労災でも母指を失うと保険金が他の指よりも高額なのは、母指が手の動きで重要なことを意味しています。
母指CM関節症の症状
母指CM関節症は次のような症状があります。
- ビンのフタを開ける、洗濯バサミをつまむなど、「つまむ、ひねる動き」で親指の付け根が痛い。
- 進行すると、付け根が腫れて盛り上がり、親指が開きにくい
- さらに進むと、付け根がずれ、指先の関節が曲がって「白鳥の首」のような変形になることがある。
上記のような症状でお困りならアスリートゴリラ鍼灸接骨院にご相談ください。
母指CM関節症の特徴
母指CM関節症は、特に50~70代くらいの女性に多い関節のすり減りです。女性ホルモン(エストロゲンなど)が減る時期を過ぎると、骨や軟骨、靭帯が弱くなりやすく、親指の付け根の関節に負担が集中して痛みや変形が出やすくなるのが特徴です。
母指CM関節症のほとんどの原因は「軟骨のすり減り」である
母指CM関節症は、軟骨のすり減りによって発生します。
加齢、手の使いすぎ、女性ホルモンの減少といった要因によって、親指の付け根にある関節の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかることで炎症や痛みが生じるのが、母指CM関節症の原因です。
しかし、母指CM関節症の原因は、それだけではありません。
痛いのは親指ですが、親指に負荷をかけている原因はまた別にあるからです。それは全身運動の問題です。日常動作全体から原因を見ないことには、本当の意味で母指CM関節症を改善することはできません。
そこでここでは、当院が考える母指CM関節症になるメカニズムを順に解説します。
太ももの裏(ハムストリングス)が短縮すると骨盤が後傾する
全身運動を阻害する要素の一つに、太ももの裏(ハムストリングス)の短縮があります。ここが短縮すると骨盤が後ろに倒れてしまいます。これを「骨盤後傾」と言います。骨盤後傾がことの発端だと思っていいでしょう。
当院に来院する9割の母指CM関節症の患者さんは、立位体前屈で手のひらが床にピタッと着きません。太ももの裏(ハムストリングス)が短縮しているからです。それによって骨盤が後傾すると、全身運動を阻害してしまうため、あらゆる身体の痛みを発生させる原因になります。
骨盤が後傾すると上半身が猫背、アゴ出し、巻き肩になる
さらに骨盤が後傾すると後ろに倒れないようにバランスを取ろうとします。
上半身を前に出してバランスを取ろうとするイメージです。すると、猫背、アゴ出し、巻き肩になります。想像していただきたいのですが、猫背の姿勢で綺麗な動作はできません。これも全身運動を阻害する原因です。
猫背、アゴ出し、巻き肩になると肩関節に運動制限が起こる
繰り返しになりますが、猫背、アゴ出し、巻き肩になると肩が上げにくく、回しづらくなり、力が入らなくなります。
肩関節を上手に使えなくなると、手だけの動作になってしまいます。
手だけの動作になれば母指CM関節への負荷が集中してしまうため、母指CM関節症へと発展してしまうのです。
肩関節に運動制限が起こると母指CM関節周りに負担がかかる
母指CM関節周りに負担がいくと、脳が「これ以上痛めないように!」と命令を出し、母指CM関節周辺の筋肉をガチガチに固めてしまいます。これを防御性筋収縮と呼びます。
関節と関節の間が詰まって衝突して母指CM関節の軟骨がすり減ります。このすり減った摩耗粉が滑膜につくと炎症が起きます。すると母指CM関節症へと発展していきます。
当院では、これが母指CM関節症のほとんどの痛みの原因だと考えています。
※著書の「しゃがめない人は不健康になる」(自由国民社)参照
母指CM関節症のチェック方法
母指CM関節症のチェック方法についてまとめてみました。
つまみ動作チェック方法
洗濯バサミをつまむ、ペットボトルのキャップをひねる、鍵を回すなどで、親指の付け根に痛みが出るかチェックしてください。
開き動作チェック方法
手のひらを上にして、親指だけを大きく横に開いたときに、親指の付け根の奥が痛いかどうかをチェックしてください。
グラインドテスト
第1中手骨を把持し、母指を軽く軸圧しながら回旋し、母指CM関節部の疼痛やきしみ感をチェックします。
上記のチェック方法で痛みが出るかチェックして痛みがあればアスリートゴリラ鍼灸接骨院にご相談ください。
母指CM関節症になりやすいスポーツ、職業一覧
母指CM関節症になりやすいスポーツ、職業一覧についてまとめてみました。
母指CM関節症になりやすいスポーツ一覧
親指の付け根(母指CM関節)に「強い握る力」や「頻繁なひねり・突き指の負荷」が繰り返しかかるスポーツで多く見られます。
- バレーボール・バスケットボール:パスしたり、キャッチしたり、激しいコンタクトや強い衝撃が親指に直接加わるため、CM関節の軟骨に負担が蓄積します。
- テニス・バドミントン・卓球:ラケットを強く握り込み、ショットの瞬間に手首や親指に強い衝撃やひねりのストレスがかかるラケットスポーツでは発症リスクが高くなります。
- ゴルフ:クラブを強く握り、スイングのインパクト時に親指の付け根でグリップを支えるため、慢性的な負荷がかかり続けます。
- 柔道・レスリング・ブラジリアン柔術などの格闘技:相手の道着や体を強く掴む(把持する)動作を頻繁に行うため、親指の関節に過度な負担と引き離すような強いストレスがかかります。
母指CM関節症になりやすい職業一覧
「長時間の細かい手作業」や「指先に強い力を入れて支える作業」が多い職業で多く見られます。
- 美容師・理容師:ハサミやドライヤーを毎日何時間も繰り返し使うことで、親指を開閉させる動作や握り込む動作が蓄積し、関節がすり減りやすくなります。
- 料理人・パティシエ(飲食業):包丁での硬い食材のカット、重い鍋や調理器具を片手で持ち上げる、生地を強くこねるなど、親指を酷使する作業が日常茶飯事であるためです。
- 事務職・デスクワーク(PC作業・タイピング):一見指に負担が少なそうに見えますが、長時間のスマホ操作やマウス・キーボードの酷使、さらに日常的な書類のファイリングやホッチキス留めなどの細かい動作が積み重なります。
- 製造業・工場などの手作業が多い職種:部品の組み立てや検品、工具を使用してパーツを強く摘んだり回したりする作業を長時間行うことで、親指の付け根に慢性的な圧迫ストレスがかかり続けます。
- 保育士・介護職:抱っこやオムツ交換、入浴介助など、患者さんや子どもを支えるために手や指先に全体重をかけるような強い負荷が日常的に発生します。
母指CM関節症を改善するために特に注目すべき筋肉・靭帯
母指CM関節症を改善するために特に注目すべき筋肉・靭帯についてまとめてみました。
母指CM関節症の痛みが、揉んでも、湿布を貼っても、なかなか改善されないのは、親指を支える構造に「表面の筋肉」「深部の筋肉」「関節をつなぐ靭帯」があり、それぞれの負担や緩みを正しく取り除くことが層をなしていてできていないからです。
長母指外転筋、短母指伸筋、母指球筋群(表面の筋肉)
これらの筋肉は、前腕から手首、手のひらにかけて付いており、親指を動かしたり支えたりする重要な役割を持っています。
長母指外転筋
長母指外転筋は、第1中手骨基部に付着し、母指を橈側外転させてCM関節を引き上げ、関節の安定に関わる筋肉です。
短母指伸筋
短母指伸筋は、母指MP関節を伸展させる筋肉です。CM関節の動きやアライメントの影響を受けやすい位置関係にある筋肉です。
母指球筋群
母指球筋群は、短母指外転筋、短母指屈筋、母指対立筋などで構成され、母指CM関節の掌側に付着、走行して、対立、外転、屈曲を生み出します。掌側関節包と連続しており、掌側からCM関節を筋性に支持する構造とされています。
母指内転筋、第1背側骨間筋(深部の筋肉)
母指内転筋
母指内転筋は、掌側深層で母指を示指側へ引き寄せ、母指CM関節で強い内転運動と圧縮力を生み出す筋肉です。
第1背側骨間筋
第1背側骨間筋は、母指と示指の間の深層にあり、第1中手骨基部を掌尺側方向へ引きつける力で、CM関節の背橈側亜脱臼を制御する筋肉です。
前斜位靭帯
母指CM関節症では、この前斜位靭帯が緩む、変性することで、第1中手骨が背側や橈側へ少しずつ亜脱臼し、関節の噛み合わせ不良と軟骨摩耗が進行すると考えられています。
母指CM関節症を治療するために行っていること
当院が母指CM関節症を治療するために行っていることは電気療法と鍼治療です。
母指CM関節症は、正しい治療と原因へのアプローチを行えば、決して一生付き合っていく痛みではありません。諦めていた方も、一度当院へご相談ください。
電気療法
当院が電気療法を行う目的は「鎮痛効果」と「筋肉の緊張緩和」と「筋力強化」です。
鎮痛効果
筋肉、靭帯、腱、関節、神経などの炎症を抑える目的で使用しています。
当院では、低周波、干渉波、立体動態波、超音波、微弱電流、ハイボルト電流などを使用しています。どうしてこんなにたくさんの種類の電気を完備しているのか。それにはちゃんとした理由があります。
その理由は、筋肉、靭帯、腱、関節、神経などの効かせたい場所に適切なタイミングで適切な出力の効果を届けるには、それぞれに適した形状があるからです。母指CM関節症のように、アプローチすべき組織が多岐に渡る場合に特に効果を発揮します。
アスリートゴリラ鍼灸接骨院の強みは母指CM関節症に特化した医療機器を使用しているのでどこに行っても治らなかった方は一度、お試しください。
当院は、医療機器メーカーの伊藤超短波とテクノリンクに電気療法の講師を依頼された経験があります。母指CM関節症の痛みを緩和させるための、医療機器を選択する知識や使いこなす技術が当院にはあります。
筋肉の緊張緩和
母指CM関節症を治すためには、母指CM関節周りの筋肉の緊張を改善する必要があります。なぜなら、筋肉の緊張が取れないと動きがスムーズにならないからです。
しかし、世の中には、母指CM関節症が改善せずに困っている方がいます。それは治療が届いていないからです。筋肉は、本のページのように層をなしていて、通常では触れない筋肉が存在しているのです。
※「触れる筋肉」「触れない筋肉」は「身体運動の機能解剖」(医道の日本社)参照
要するに、触れない筋肉に、上手くアプローチできれば母指CM関節症は早く改善します。
筋力強化
母指CM関節周りを支えるために筋力を鍛える目的で使用しています。
いくら炎症を取り除いても、日常動作やスポーツに耐えられる強い筋力が無いと再発するからです。
母指CM関節症の方は痛くて母指CM関節の筋トレができません。なので、電気療法で炎症を取り除くのと同時に筋肉を電気療法で動かして筋力を強化していくことが必要です。
アスリートゴリラ鍼灸接骨院は、炎症を取り除くだけでなく「痛めない母指CM関節」を作ることも大事にしています。
鍼治療
当院の鍼治療の目的は「血流促進」です。
損傷した組織は血流が改善しないと修復に必要な栄養が届けられないからです。
ただ、母指CM関節付近へ鍼を刺す時は個人差はありますが痛みを感じる場合があります。
鍼治療は、血流を良くする科学的根拠が確立されています。
鍼治療による血流改善のメカニズムには筋肉の緊張緩和、血管の拡張、自律神経の調整、鎮痛物質の分泌、身体の自然治癒力活性化、酸素供給と老廃物除去があります。
筋肉の緊張緩和
固まった筋肉が血管を圧迫し血流を悪化させるが、鍼で筋肉がほぐれ血流が促進します。
血管の拡張
鍼刺激により血管拡張作用のあるCGRPなどの物質が増加し血管が広がります。
自律神経の調整
鍼刺激により副交感神経が活性化されリラックス状態になり血流が回復します。
鎮痛物質の分泌
鍼刺激によりエンドルフィンやセロトニンなどの鎮痛物質が分泌され血管が拡張されます。
身体の自然治癒力活性化
鍼刺激により身体の回復メカニズムを促進し血流の改善につながります。
酸素供給と老廃物除去
鍼刺激により血流改善し酸素供給が増え、老廃物排出が促進され疲労回復を促します。
母指CM関節症に関するよくある質問
母指CM関節症に関するよくある質問についてまとめてみました。
母指CM関節症はそもそも治るものですか?
結論から申し上げますと、適切なアプローチを行えばしっかりと改善させることができます。「軟骨がすり減っているから一生治らない」「年のせいだから諦めるしかない」と言われることが多いですが、それは間違いです。なぜなら、軟骨に神経は無いので軟骨は痛みを感じないからです。痛みの本当の原因は軟骨そのものではなく、全身の連鎖(骨盤後傾や肩の運動制限)によって引き起こされた「周囲の筋肉の緊張(防御性筋収縮)」や「関節を支える靭帯の緩み・亜脱臼」から起こる軟骨のすり減った摩耗粉だからです。炎症を抑えて摩耗粉が出ないように患部だけでなく、全身のバランスや深層の筋肉・靭帯に対するアプローチを行うことで、痛みなく日常生活を送れる状態へ導くことができます。
母指CM関節症を放置するとどうなりますか?
痛みを我慢したまま放置すると、症状は確実に悪化していきます。 初期は「ビンのフタを開けるときだけ痛む」程度だったものが、進行するとペットボトルのキャップを開けることも、洗濯バサミをつまむことすらできなくなります。さらに重度になると、関節の亜脱臼が進行して親指の付け根が大きく腫れ上がり、指先の関節が不自然に曲がる「白鳥の首変形(スワンネック変形)」を引き起こします。変形がここまで進むと元の状態に戻すのが難しくなるため、早めの専門的なケアが不可欠です。
母指CM関節症で手術をする必要はありますか?
「手術をしなければ治らない」と不安になって来院される方が多くいらっしゃいますが、重度の変形や骨同士が完全にぶつかり合って日常生活が全く送れないようなケースを除き、多くの場合で手術を回避して改善させることが可能です。 病院では手術をすすめられるような状態であっても、当院では全身の運動連鎖の改善、高電圧の電気療法や鍼治療による深層筋のアプローチ、さらに靭帯の安定性を引き出す施術を組み合わせることで、手術をせずに痛みを和らげ、元の生活を取り戻すサポートを行っています。
そもそも、手術の前に行っているのが安静、湿布、痛み止めだけなのではないでしょうか?
母指CM関節症にストレッチやサポーターは有効ですか?
サポーターやテーピングは、一時的に関節を固定してグラつきを抑え、痛みを和らげるための「対症療法」としては有効です。しかし、緩んだ靭帯や硬くなった筋肉そのものを治すわけではないため、外すとまた痛みがぶり返してしまいます。
また、自己流のストレッチも注意が必要です。痛む親指を無理に引っ張ったり、間違った方向へストレッチしたりすると、かえって関節のすり減りや亜脱臼を悪化させる原因になります。根本から良くするためには、原因となっている全身の歪みや深層筋に対する正しい施術が必要です。
母指CM関節症を早く治す方法はありますか?
一刻も早く痛みを和らげ、進行を食い止めるための近道は、「手先だけをマッサージする対症療法」を今すぐやめることです。 ハムストリングスの短縮による骨盤の後傾、猫背や巻き肩による肩関節の運動制限、そして手先に負担を集中させる全身の悪循環を断ち切る必要があります。当院では、骨盤から上半身、そして母指の深層筋・靭帯までを一貫して整える独自の施術を行っています。
当院では、倒れた骨盤を立てる「骨盤起こしストレッチ」を考案、指導しています。
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当院のノウハウは、多くのメディアで認められ、今では20冊以上を出版し、雑誌や新聞などの200以上の媒体に取り上げられ、テレビ出演や取材依頼、講演依頼など、多方面から引っ張りだこの状態です。
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